感動するこころ・楽しむこころを大切に、こころにうつったことを気ままに綴っています。
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都電荒川線の旅④
2006年07月01日 (土) | 編集 |
揺らり揺られた都電の旅も終盤に入ってきました。

大塚駅前はJR大塚駅のすぐ真下にあるので、乗り換えのお客さんがたくさんいました。乗客の大半が入れ替わった印象もありました。しかし、私はまだまだ乗り続けていきます(笑)。
大塚駅前を出発し、池袋を通り、雑司が谷方面に向かいます。
鬼子母神前で下車し、鬼子母神堂へお参りに行くことにしました。
kishimojin1.jpg大塚駅前
 
向原
 
東池袋四丁目
(サンシャイン前)

 
雑司が谷
 
鬼子母神前
駅を降りるとすぐに涼しげな欅並木が目に入ります。
この日の東京はとても暑く軽く30度を越えているような感じでした。
じりじりと照らす太陽の下からこの門前並木の木陰に入ったら、ひんやりしました。


kishimojin2.jpg
参道の欅並木は、古いもので樹齢400年。
東京都指定の天然記念物ですが、現在では若木を補いながら江戸の旧観維持に努めています。
木陰のひんやりした石畳を鬼子母神堂まで進みます。










kishimojin3.jpgこちらの鬼子母神(きしもじん)堂は、本殿が寛文4年(1664年)徳川4代将軍家綱の代に、安芸藩主浅野家に嫁した加賀藩主前田利常の息女の寄進により建立され、その後現在の規模に拡張されています。
昭和35年に東京都有形文化財の指定を受け、昭和51年から54年にかけ、江戸時代の姿に復する解体復元の大修理が行われました。

鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様として広く信仰の対象となっていますが、もともとの来歴は・・・。

その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。
しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。

お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。その時の帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。

そこで帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。



ここの鬼子母神像は、鬼形ではなく、羽衣・櫻洛をつけ、吉祥果を持ち幼児を抱いた菩薩形の美しいお姿をしているので、とくに角(つの)のつかない鬼の字を用いています。
標準のPC変換では出なかったので、私の記事では「鬼」になっています。
都電の駅名も「鬼」の字を使っています。
また、「きしもじん」と発音するのですが、都電の駅名は「きしぼじん」です。どちらもありのまま現代へと伝わってきているのでしょうね。

kishimojin4.jpg
雑司が谷鬼子母神のイチョウ(銀杏・公孫樹)。東京都指定天然記念物。
高さ約33m、幹の周囲約11m、樹齢600年という雄株の公孫樹。

古来『子授けの銀杏』と呼ばれ、戸張苗堅の『櫨楓』によると、婦人がこのイチョウを抱く光景が見られ、注連縄を張るようになったのは、文政年間(1818~29)の頃だと言います。
今は周りが柵で囲われているので、残念ながら公孫樹を抱くことはできません・・・(やる気満々だったのですが)。

kishimojin6.jpg
本堂には柘榴の祈願絵馬が奉納されています。
みなさんのお願いがかなうといいな・・と思いながら、
私も柘榴の絵馬を奉納しお参りしてきました。


kishimojin5.jpg懐かしいにおいのする駄菓子屋さんが境内にあります。お菓子とラムネでちょっとひと休み・・・。
聞くところによると、こちらのお店は都内最古の駄菓子屋さんだそうです。雨の日はお休みとのこと。これまたのどかです。

鬼子母神のお告げがあって作られるようになったと言われている“すすきみみずく”はここで売っています。
今はススキの季節じゃないからかな?店頭には置いてありませんでした。言えば奥から出してくれるのかな。
ン年前、学生時代にここを訪れた時すすきみみずくを買いました。結構高かったので学生の財布には痛かった覚えがあります(値段はもう忘れてしまったのですが)。
そのすきみみずくはすぐに我が家の猫のえじきとなり、ぼさぼさになって壊れちゃいました。あーあ・・

涼しかった鬼子母神をあとにすると、都電の駅ももうあとわずかです。

kishimojin8.jpg鬼子母神前
 
学習院下
 
面影橋
 
早稲田
長い旅を経て、都電荒川線の片一方の終点「早稲田」にようやくたどり着きました
『えっ?ここが終点?』とつい言ってしまうほど何もないのでご注意?ください(笑)。
道の真ん中で線路がぶつりと切れているような感じになっています。
kishimojin7.jpg駅名通り、早稲田大学が近くにあります。その早稲田大学構内を横切って行くと東京メトロ地下鉄東西線の「早稲田駅」になります。
同じ駅名だし、ガイドブックなどには乗り換え駅として出ているので、何となく乗り換えようかと思ってしまいがちですが、結構遠いです。早稲田大学は大きいっっ。
初めてだと迷うし、遠くてイヤになります。(・・・つまり迷った人がいるってことです・・それは?とほほん)

気ままに出かけた都電の旅。新しい発見もあり、楽しかったです。
これからも安全で便利な庶民の足として活躍し続けてほしいと思います。
  
                                       ・・・concluded・・・
コメント
この記事へのコメント
都電の旅、こころさんの名文と名画(写真)ですっかり一緒に乗った気分で終点に着きました。楽しかった!ありがとう!鬼子母神のお話は、幼い頃祖母に聞かされ、子供心に「かわいそう~」と泣きそうになった記憶があります。「こころの東京見物シリーズ」また楽しみに待ってます。
2006/07/02(日) 11:26:17 | URL | ナンシー #-[ 編集]
都電の旅、私もすっかり楽しませていただきましたあー。ありがとうございました♪ザクロの絵馬、春に奉納してきたので、私のもあったかも!?...もう撤去されてるか...。できるだけ神様によく見えるように、と長身を活かして上のほうにくくりつけてきました(^^)ちょっと卑しいかな。。。
2006/07/02(日) 19:32:14 | URL | けいの #-[ 編集]
都電は、数年前に1度乗ったことがあります。
鬼子母神や荒川遊園(入りはしませんでしたが)は記憶に残ってます。
電車も、景色も、楽しいですよね!とくに初めて乗るときは!
2006/07/03(月) 08:45:23 | URL | ボー #0M.lfYJ.[ 編集]
都電の旅楽しかったよ~!!
東京なんて行った事ない私もすっかり旅気分に浸りました。

私が鬼子母神を知ったのは、これまたTVの「西遊記」だったなぁ。
確か和田アキ子さんがこの役ではなかったかと?
お参りしたご利益があると良いねv-290
2006/07/03(月) 15:08:19 | URL | orashion #dftCSLv6[ 編集]
ナンシーさんへ    fromこころ
ひんやりとした鬼子母神はとても心安らぐ感じでした。
来歴は初めて聞くとびっくりしますよね。
おばあちゃまのお話をきいていたお小さい頃のナンシーさんの
様子を思わず思い浮かべました。「
2006/07/04(火) 19:51:00 | URL | ☆ナンシーさんへ #ZMUMkWGc[ 編集]
けいのちゃんへ    fromこころ
柘榴の絵馬は本当にたくさんたくさんありました。
やっぱり少しずつ入れ替えがあるのでしょうね。それくらい
お参りするかたが多いってことなんですね。
けいのちゃんのもきっとかかっていたと思いますよ。
私もけいのちゃんと同じく、
「どこにかければ神様の目につきやすいかなーー」
とちょっと小市民的なことを考えていました(笑)。
でもそう思うのが心情ってもんですよね。
お互いの絵馬が神様の目にふれたことと思っていましょうね。
心安らぐ鬼子母神にお参りできて私も良かったです。
2006/07/04(火) 20:04:04 | URL | ☆けいのさんへ #ZMUMkWGc[ 編集]
ボーさんへ    fromこころ
こんにちは。
都電の旅は本当に楽しくってワクワクしながら乗っていました。
車内に鉄道小僧仲間はあまりいなかったので、下校時間にな
って中高生が増えてくると、カメラを構えているのが恥ずかしく
なってきちゃいました(見栄張り)
もっと堂々と良い写真撮らなきゃね。
2006/07/04(火) 20:06:46 | URL | ☆ボーさんへ #ZMUMkWGc[ 編集]
oraちゃんへ fromこころ
西遊記に鬼子母神さまが出ていたのね。
和田アキ子かあ・・・。
あの夏目雅子さんが三蔵法師のやつだよね。
案外見ているようで覚えていないんだなぁ・・・。しっかり見てい
たつもりでいたのに。

みんなの分も代表してお参りさせていただきました。
お願いがかないますように。
2006/07/04(火) 20:18:13 | URL | ☆oraちゃんへ #ZMUMkWGc[ 編集]
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