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早春の津軽三味線ライブ
2008年03月06日 (木) | 編集 |
『早春の○○』というタイトルにご執心?の私。
「早春の・・・」というのもそろそろ何だかなー、とちょっとあわててきました。
この記事は書き始めてからしばらく経つのですが、途中でいろいろ寄り道しているうちに3月。
早春というより本格的な春になってきそうです。

さてさて、時計を戻して、雪がさらっと舞った2月のとある日曜日のことです。

わが敬愛する師匠から音楽会へお誘いいただきました。
津軽三味線のライブです。

おっ・・・おしゃみ!!とは興味津々。ご一緒させていただくことにしました。

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ライブ会場はこちら「砂丘館」

砂丘館は新潟市が所有する旧日本銀行新潟支店長宅です。
平成11年、保有資産の見直しを図った日銀が役宅を売却することになったため、新潟市が取得し、平成12年から一般公開されてきました。
平成17年に指定管理者の公募が行われ、「新潟絵屋・新潟ビルサービス企業体」により管理運営されています(参:砂丘館パンフレット)。



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雪がさらりと降った朝
うっすら積もった白い雪がまぶしいです

趣のある入り口は、ゆるやかなカーブを描く縁石が美しい・・・・
とパンフには書いてありました(笑)。
そうか、そういわれてみれば!気づかない野暮な私。

実はここに入館するのはこの日が初めてでした。


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応接室
イベント実施時間帯以外はこのレトロ空間でお茶することもできます~


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本日のお目当ては、これ。
小林史佳氏の津軽三味線ライブ。

津軽三味線を生で聴くのは実は初めて。
「三味線」という文字面だけ見ると「和楽器~日本の楽器~」なのですが、子どもの頃からピアノ等の西洋楽器が身近にあった私たちには、和楽器は逆に案外遠い存在なのかも・・・・と思うのでした。


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津軽三味線奏者 小林史佳氏

ライブでは三味線の曲はもちろん、三味線という楽器のこともいろいろとお話ししてくださいました。

三味線は演奏する内容によって幾つかの種類があり、細棹・中棹・太棹にわけられます。

津軽三味線は、太棹の仲間で、先端が鼈甲製の小ぶりの撥を用います。
糸は太い順から一の糸、二の糸、三の糸と呼び、絹糸を用いますが、奏法上非常に切れやすいため、ナイロンまたはテトロンを用いる場合もあります。

演奏法に関しては、豪快に叩くように弾く「叩き三味線」と、高橋竹山の流れを汲む繊細な「弾き三味線」とに分けられます。
現代の多くの津軽三味線は、叩き系の流れを汲むものが多く、弾き系の流れを汲むものはごく僅かだとか。
小林さんは、その初代高橋竹山師の流れを汲む三味線プレイヤーなのだそうです。
「津軽よされ節」「十三の砂山」「津軽あいや節」「じょんがら新節」を熱演され、前半は終わりました。

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演奏聴いておおお~~~。レクチャーをきいてふむふむ・・・。
しかし、しっかりメモしてこなかったので、あとで師匠からこっそりといろいろと教えていただき、こうして記事書きしています。とほほん・・・情けない弟子。
曲はダイナミックで繊細で、かっこええ~~~と思いました。

前半が終わると、休憩時に茶菓が出ました。コーヒーがとてもおいしかったです。
砂丘館のお庭の梅はまだ咲いていませんでした。雪が敷石の上に白く降り積もっていたくらいでしたから・・・。

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後半はお召しかえをしてご登場
演奏曲目は「三味線じょんがら」「津軽音頭」「秋田荷方節」「即興曲」

終わるころには汗びっしょり。すごいパワーでした。
初めて聴いた津軽三味線。早春の新鮮な感動をいただきました。
またぜひ聴いてみたいと思います。皆様もぜひ!

◆小林史佳(こばやし ふみよし)◆
1974年、新潟市生まれ。津軽三味線の名人、初代高橋竹山の流れを汲むプレイヤー。
師竹山の流派から伝わる正統な技術に加え、多彩なアレンジで独特の世界を創造。
しなやかな指先から発せられる音が、華麗な撥さばきと相まって、途切れのない深みのある旋律を作り出す。その音色のバリエーションにより、一人でも複数人が弾いているように感じるのが弾き三味線の真髄である。
これまでに「新風」「ROOTS TABIBITO」「Ballade」の3枚のCDをリリース。
日本でのソロコンサート、海外公演のいずれも成功させ、津軽三味線を日本のみならず、世界へと発信し続けている。
砂丘館でのライブは2006年、07年に続いて3回目。
(プログラム:演奏者プロフィールより)



これからもますますご活躍されることでしょう。
応援したいと思っています。
小林史佳Official Web Site


演奏会同日、砂丘館では、明治~昭和初期の雛人形を展示していました。
おひな祭り前にアップできませんでしたが、乗り遅れながらも紹介したいと思います。

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箪笥の引き出しの開閉も自由にでき、中には反物や着物が入っています。
簡略化せず,実物をそのまま小さくしたようになっているのですね。
(引き出しは開いていました。見学は手を触れないようにしました)



演奏を満喫して外へ出ると、雪がちらちら舞う中、青空がのぞいてきました。

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ガス灯っぽい雰囲気の街灯
向こうは新潟市街


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この坂(階段仕様になっていますが)の名前は「どっぺり坂」

「どっぺり」はドイツ語の「ドッペルン(2重にする)」からきているそうです。
今はありませんが、この坂の上に大学の学生寮がありました。

その学生たちに、
「勉学を怠って、(学生寮から)この坂を往来し繁華街に遊びに行く度が過ぎると留年する(ダブる)ぞ・・・」
という戒め?だったとか(笑)。
石段は合格点の60点から1点少ない59段で作られているそうです。

そうなのか~~。
このこと、あとで知ったので、段数は数えていませんでした。


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遊びの誘惑に駆られるほど素敵な雰囲気の坂ですね

コメント
この記事へのコメント
津軽三味線、私も。
こころさん、こんばんは。
津軽三味線、もちろん私が弾くわけじゃなくて・・・
やはり一度だけライブを聴いたことがあります。
あの迫力にはしびれました。
(よろしかったら私の聴いた津軽三味線・しかも女性奏者なのです、こちらです。
 http://naonao555.jugem.jp/?eid=112)
私がこの時聴いたのは叩き三味線だったんですね~。
納得です。叩くような切るような弾き方でした。

古い雛人形、やはり趣きがありますねっ。
どっぺり坂も面白い由来~。
どんぺり坂じゃないんですよね。(落第どころか、これじゃ溺れそうな坂です。笑)
2008/03/06(木) 23:54:29 | URL | naoko #0FtB7ubA[ 編集]
津軽三味線
オカリナのボラ演奏に行った時、前に演奏してたのが津軽三味線でした。この方はお寺のお坊さんでした。海外まで演奏に行くそうです。迫力ある音に圧倒されました。
高橋竹山さんは妻の知り合いの方の縁者で、かなり以前CDを貰って聞いていました。
新潟まで旅行して、行った甲斐がありましたね。
古いお雛様も素適ですね。
2008/03/07(金) 07:45:35 | URL | あだっちゃん #1K815FCc[ 編集]
ふむふむ..
三味線に種類があるとは知りませんでした...
と言うか、三味線には全く疎い私です。
確かに、ピアノやバイオリンと言った西洋楽器は身近にあっても、和楽器とはほとんど縁がなかったように思います。
日本人なのにね。
この歳になっても、三味線の生演奏を聴いた覚えがない...
きっと迫力あるのでしょうね。
機会があれば聴いてみたいです。

「どっぺり坂」、ガス灯も石畳もドイツっぽいからかと思えば、名の由来は学生達への戒めなるものからきているんですね(笑)

古いお雛様には、いくつもの思いが込められてきたのでしょうね。
箪笥の引き出しの中にも、そんな細工があるとは知りませんでした。
すばらしいですね。
2008/03/07(金) 20:25:30 | URL | ココ #0p.X0ixo[ 編集]
☆おへんじ☆
v-252naokoさんへv-252

naokoさん、おはようごさいます。

津軽三味線の記事をご紹介くださってありがとうございました。
naokoさんとまだおシリあいに(まだ言ってる・・・笑)なる前の記事だったのですね。初めて読ませていただき「おお~」となっていました。

ギターとのコラボ・・・・新鮮ですね。
思わず聴いてみたいなぁ・・・と思いました。
TENBIさん、まさにベルばらの世界v-254

ドンペリ坂・・・v-272
わはは~~~。身ぐるみはがされたりして(爆)
2008/03/08(土) 07:59:46 | URL | こころ⇒naokoさん #sSHoJftA[ 編集]
☆おへんじ☆
v-252あだっちゃんへv-252

あだっちゃん、おはようございます。

お坊さまも音楽に造詣の深い方がいらっしゃいますね。
迫力ある津軽三味線、ナマで聴いたのは初めてだったので、感激しました。

障子戸を閉めた日本間でやや明るさ不足だったのか、お雛様を写すことはとても難しかったです(私にとって)。
もっとたくさん飾ってあり、それなりに枚数撮ってきたのですが、みんなピンボケ&明るさ不足でした。
修業が求められます~(笑)
2008/03/08(土) 08:06:35 | URL | こころ⇒あだっちゃん #sSHoJftA[ 編集]
☆おへんじ☆
v-252ココさんへv-252

ココさん、おはようございます。

そうですよね。
私もよくよく考えたら、三味線の「ソロ」は初めて聴いたのでした。
(踊りとか何かの伴奏で聴いたことはあっても)
ピアノやヴァイオリンのソロを聴くことから比べると、本当にびっくりするような違いです。
とてもよかったです。機会ありましたらご一緒しましょう。

お雛様、ひとつひとつ丁寧に作ってあるのがよくわかりました。
長い年月を経てきたお雛様、新品のきれいなお雛様とはまた一味違う風情がありました。

2008/03/08(土) 08:11:04 | URL | こころ⇒ココさん #sSHoJftA[ 編集]
日本の楽器
へ~三味線の演奏会に行って来たのね?
そういえば、ピアノなどの演奏会には出かけても、三味線などの演奏会には一度も出かけたことがありましぇ~ん。
日本人でありながら、日本楽器の良さをあまり知らないかも。
津軽三味線といえば、どうしても上妻さんしか思い浮かばないんだなぁ・・・(TVで拝見したことがあるくらいですが)。
一度生演奏を拝聴したいですなぁ。
2008/03/11(火) 12:33:30 | URL | orashion #dftCSLv6[ 編集]
☆おへんじ☆
v-252oraちゃんへv-252

oraちゃん、こんばんは。

そうそう、私も和楽器の演奏会って久しぶりでした。
ずーーーつと以前に琴の演奏を聴いたくらいだったかなあ・・・。

津軽三味線奏者の方、結構メジャーな方がいろいろと出るようになりましたよね。
oraちゃんおっしゃる上妻さんとか、吉田兄弟のおふたりとか・・・・。
上妻さんの曲は風林火山の紀行コーナーで使われていましたよね。
いろいろなシーンで聴くようになるとまた身近になりますね。
2008/03/11(火) 20:40:55 | URL | こころ⇒oraちゃん #sSHoJftA[ 編集]
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